治療の流れ
・初診
治療方針でも申し上げましたように、当院ではまず養生を主体とし、治療は補助という考えに基づいています。
養生がなければ、治療効果は発揮されず、無駄に終わってしまいます。
当院では少しづつ体の調子をあげていくことをモットーにしています。
ご来院いただきましたら、問診表にご記入して頂きます。
当院の考え、注意事項、初心者向けの養生法をお話します。
その後治療となりますが、体の状態を見ながらの治療となりますので、刺激量は少なめです。
・2回目から4回目以降
診断結果から、経絡、ツボ、刺激量を判断します。
初回~3,4回までは、体の様子の変化を見ながらの治療となります。
いきなりきつい刺激をしてしまうと体がびっくりしてしまいます。
刺激量は最初は物足りないかもしれませんが、様子を見ながら必要なら増やしていきます。
江戸時代の医師は「治の速やかなることを望むなかれと」いい、過剰な刺激を戒めています。
4~5回目以降が本格的な治療となってきます。
・おおよその治療の流れ
①治療ブースに入られましたら、靴下を脱ぎ、ズボンを膝上までまくり上げてください。
上半身はセーター、トレーナー等の分厚い衣服は脱いでください。
お腹や背中、首肩がすぐに出せるようにしてください。
下着はそのままで結構です。
袖は肘が出るまでまくり上げてください。
重要なツボは肘・膝から先にあります。
お脱ぎになった衣服はベッド下の脱衣ケースに入れてください。
そのままベッドに仰向けになり、ゆっくりお待ちください。
②中国古典医学に基づいた診察を行い、身体の状況を診察します。
③診察に基づきツボを組み合わせ、治療を行います。
鍼が怖い方には指圧器のような道具(てい鍼)、吸玉、カッサなどを用いて治療しますので安心です。
鍼が嫌でない方は鍼や刺絡を用いて治療します。
鍼のほうが効果が高いです
④治療が終わりましたら、服を着てください。その後、次回のご予約となります。