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中国古典鍼灸治療

※中国はりのツボをそのまま応用して、指圧器のような刺さない方法を用いますので鍼が怖い方も心配無用です。鍼が嫌でない方は鍼を用いて治療もできます。今すぐお電話、ご相談ください

中国古典鍼灸とは

​腰が痛かったら腰の治療、胃が悪かったら胃の治療のように局所の治療だけで終わっていませんか。

それでは効果は望めません。

局所だけの治療で治るものはゆっくり休んでいても治ってしまうものがほとんどです。

特に慢性疾患では局所の治療だけでは効果は望めません。

みなさんもおわかりのように身体は全体で一つです。

古代中国医学では身体の一部の症状であっても、五臓六腑である内臓の変調と考えます。

 

五臓六腑を整えることにより、体を根本から改善し、生命力を上げていきます。

 

足や頭の痛みであっても五臓六腑のバランスの崩れです。

西洋医学で検査を受けてもどこも悪いところがなく、原因が分からない時でも症状があれば必ず五臓六腑の変調があります。

 

 

五臓六腑は身体全身をめぐる経絡という気が流れる通路とつながっています。

 

この経絡の流れを良く把握し、的確なツボに治療を行わなければなりません。

特に手足に要穴という重要なツボがあります。

​手足の要穴を組み合わせることにより気血の流れが良くなり、五臓六腑のバランスが調整されます。

当院では悪いところの局所の治療はあまり行いません。

だから局所は触らないことも多々あります。

それよりも重要である手足のツボを重点的に行います。

さらにツボに適切な刺激を加えなければなりません。

 

鍼の角度で、刺入する深さ、鍼の動かし方などが効果を出すには重要となってきます。

 

鍼を適当に刺して、置いておくだけでは、鍼治療の最高の力を発揮することはできません。

 

東洋医学の理論を良く把握し、熟練した技術が必要となります。

鍼が怖い方には​指圧器のような道具で刺さずにで刺激していきます。

このような治療を行うと体の生命力が高まり、根本から改善していきます。

もちろん数回の治療で身体が根本から改善されるわけがありません。

当院では短期決戦の考えの患者さんはお断りしています。

なぜなら良くならないので、患者さんにも当院にとってもデメリットしかないからです。

長期的に本気で良くなりたい、健康を保ちたいという方の治療をしています。

東洋医学の神髄を知るには中国古典(医古文)を学ぶことが大切。

このような東洋医学本来の治療を行うには、医古文を読み解かなくてはなりません。

 

医古文とは古代中国で書かれた医学書のことです。

 

特に大切なのが『素問』『霊枢』という文献です。

 

現在、鍼灸、漢方と一口に言っても、様々な流派があります。玉石混交の状態です。

 

この様々な流派の原点を遡っていくと『素問』『霊枢』にたどり着きます。

 

『素問』『霊枢』は2000年程前に書かれた文献で、まとまった医学書としては中国で最も古いものです。

 

この書物を足がかりとして漢方薬も鍼灸も発展してきました。

 

東洋医学の原点、神髄をつかむためには『素問』『霊枢』を学ばなくてはなりません。

素問』『霊枢』の治療の記述のほとんどは鍼灸です。

 

漢方薬のバイブルといわれる『傷寒論』という本でさえ、この『素問』『霊枢』を参考にして書かれています。

 

だから中国伝統医学の治療の根本は鍼灸にあり、東洋医学の理論は鍼灸治療で効果を発揮しやすいようになっています。

しかし、現在は医古文を読むことすらしていない鍼灸師がほとんどという状態です。

 

また医古文を読み解き、臨床に応用するのは難しく、鍼灸学校を卒業しただけや独学だけでは身につきません。

 

​当院は幸運なことに医古文の大家である小寺敏子先生の弟子にあたる幸喜文雄先生から医古文の読み方、臨床応用を学びました。

 

医古文は奥が深く、今でも日々研鑽しております。

 

このようなご縁と治療方法を与えられたことに感謝し、皆様のお役に立てることを望んでいます。

 

手間をかけた本来の治療

当院の中国古典鍼灸治療の料金は他院と比べると、時間だけで見ると高いと思います。

でも時間=料金で決めていしまうと見誤り、損をします。

長く治療を行ったからと言って効果がでるわけではありません。

中国古典医学に基づいた本当の東洋医学を行うと短時間、少数穴が本来いいのです。

短い方が患者さんの体にに負担がかかりません。

当院も難治性の患者さんには長くかかることもありますが、巷の治療院が長く時間をかけるのは患者を時間で納得させるためです。

他院では楽して時間を稼いでいるだけです。

それに対し当院でまず手間がかかっています。

鍼の効果を最大限に出すには鍼を刺してそのまま置いておくだけではあまり効果が出ません。

鍼を動かす手技が必要です。

労力がかかります。

だからたくさんの患者さんを診ることができません。

また古典をを研究し、臨床応用するには上記にも書きましたが、一朝一夕にできるものではありません。

以上のような点を見ずに時間だけで治療を判断されてしまうと、当院も残念ですが、患者さんにとっても残念となってしまいます。

中国古典鍼灸は当院が培ってきた学びと技術が最高に発揮された手間のかかった治療となっています。

「長年治療したけども効果がない」

「慰安やリラクゼーションでない本格的な治療を受けたい」など

東洋学の原点に基づいた中国古典医学で身体を根本から改善したい方、今すぐお電話ください。

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