当院の治療方針
1.病気を治す最善の治療を模索し続けます。
全ての病気を治せる治療はありません。
それでも当院は病気を治す最善の治療を模索し続けます。
だから当院では気持ち良いだけのリラクゼーションや慰安はしておりません。
2.中国古典医学の理論で五臓六腑から治療をします。
西洋医学の理論で治療したり、様々な流派の治療がはびこっています。
西洋医学の理論で漢方治療するのはもちろん効果がありません。
東洋医学も様々な流派があり、玉成混交です。
様々な流派も元をたどれば『素問』『霊枢』という古代中国医学書に端を発しています。
中国古典医学の源流である『素問』『霊枢』には、生命力を高める神髄が記載されています。
中国古典医学の源流である『素問』『霊枢』に帰った治療を行っています。
3.安全、環境を重視します。← 詳しくはクリック
毒性のあるイソプロピルアルコールやシリコンオイルでコーティングされた鍼は使っていません。
消毒用エタノール、ノンシリコンの鍼を使用し、安全・自然を考慮しています。
ディスポーザブル(使い捨て鍼)を使い、感染・折鍼防止対策をしています。
鍼を置くシャーレは完全滅菌しております。
整体、カイロプラクティックのように無資格者が施術を行いません。
4.長期治療で生命力を高め、体質改善します。
悪いところだけ、症状を取るだけの短期治療では身体は良くなりません。
全身を考え、長期に治療を行い、生命力を高めます。
体質を改善し、予防を重視した治療を行います。
5.個々の病態、体質によりツボや治療を変えます。
誰にでも同じ、いつでも同じ治療は行いません。
人により、日により、病態や体質は変わります。
効くツボや身体に合う治療も変化します。
6.養生を重視します。
治療だけに頼るだけでは、良くなりません。
また健康を維持できません。
養生は食・息・動・想とトータルに考える必要があります。
養生の一環として当院では自宅でのお灸もおすすめしています。
当院でお灸をご購入頂いた方には灸点をつけることも行っております。
7.病からの気づきを得るお手伝いをします。
病が治ること以上に病から患者さんが何を学ぶかが大切です。
病は苦しく、つらいものです。
しかし気づきを得るチャンスともいえます。
治療をお受けになられる前に
当院の考え方
・当院では「養生が主体」、「治療は補助」という考えに基づいています。
養生のない治療は効果がありません。
初回は問診、初心者向けの養生法、軽めの治療となります。
初回から4回までは体の状態、反応を見ての治療となります。
5回目以降からが本格的な治療となります。
・養生も治療も継続が肝心です。
症状がとれても、身体の根本はよくなっていません。
当院は身体の根本から良くしていくことに治療を重視しています。
・体調の悪い時や症状を改善したいときは毎日薬をのむように、本来毎日の治療が必要です。
週2〜3回の治療が好ましいです。最低週1回以上のご来院ができない方は期待される効果が得られないことが多いです。
予防や健康維持では週1回~隔週で体調にあわせてご来院ください。
治療上のお約束
・キャンセルの場合、ご予約されている治療時間にかかる治療費と同等額をお支払い頂きます。
キャンセル料はお金をいただくことが目的ではなく、お互い気持ちよく接するためのマナーを守るため設けております。
ご理解の程よろしくお願いいたします。
・遅刻される場合は、キャンセル扱いになることがございます。
また治療時間が短くなることもございます。ご了承ください。
・防犯上、玄関を施錠していることがあります。
申し訳ございませんが、開いていないときは自宅の玄関のチャイムを押してください。
・治療を自分の生活に組み入れていただくため、次回のご予約をおすすめしています。
治療上の注意事項
・治療をしていると一時的に、様々な症状(痛み、発熱、不正出血、下痢、腹痛、尿量が増える等)が出てくることがよくあります。
「めんけん」といい、これは治ろうとする時に出る反応であり、よく効いている証拠です。
シップ、痛止めの服用、電気治療、牽引等をしていた場合、痛みが再現されることがあります。
・治療中は動かないでください。
鍼のあとが痛んだり、内出血することがありますが、次第に取れてきます。
刺絡や吸い玉治療は、溢血斑(吸った後)が残ったり、水泡ができることがあります。
1週間くらいで取れる方が多いですが、中にはなかなか取れない方もいます。
灸治療は火傷を伴うことがあります。また、皮膚にヤニがついて取れにくいことがあります。
・治療時間や治療方法は患者さんの体調により、治療ごとに異なります。
前回治療したところや悪いところを治療するとは限りません。
・治療後、痛みの場所は揉まないでください。
激しい運動や長い風呂は謹んで、身体をゆっくり休めてください。
酒、辛いものなどの刺激物はお避けください。注意事項は守ってください。
・治療だけに頼っていてはいけません。養生、自宅施灸を必ずしてください。